学校における動物飼育は、命の大切さ、愛する心、思いやりの心などの情操教育に効果的であり、児童や生徒の健全な育成に役立つと評価されています。また、児童、生徒が年間を通じて動物を飼育及び観察・記録することは、動物の世話やふれあいから責任感、協調性、自制心、自尊心、価値観の多様性などの心身の健全な発達ならびに豊な人間性の涵養に寄与すると考えられ、平成23年度から完全実施された新しい小学校学習指導要領においても生活科、理科、特別活動などの学習内容として取り入れられています。
学校で飼育される動物は、適正に飼養されなければ本来の教育効果を発揮できないため、これまでも学習指導要領解説書において、学校における動物飼育については地域の獣医師と連携を図ることが求められており、獣医師が小中学校、幼稚園等で飼育している動物の習性、正しい飼い方、接し方、健康管理及び衛生管理等について指導、助言、支援できるような体制作りについて、各地域の実情に合わせて推進することが必要とされています。日本獣医師会は、学校における動物飼育を支援するために、様々な提言や取り組みを行っています。
「子どもたちの心を育てる学校動物飼育」
~飼育環境・動物福祉・感染症対策などの課題とどう向き合うか~
オンデマンド配信(令和4年3月31日(木)まで)
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挨拶 公益社団法人日本獣医師会 副会長 村中 志朗
講演①「学校動物飼育について」
講演②「学校における動物飼育環境の現状と将来展望」
講演③「学校動物飼育の充実のための福岡県教育委員会の取組」
講演④「地域における活動事例の紹介と獣医師の役割」
総合討論 座長:鳩貝太郎(全国学校飼育動物研究会 会長)
【アンケート】
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