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  日本獣医師会

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獣医師・獣医学国際交流

日本獣医師会は、世界獣医師会(WVA)、アジア獣医師会連合(FAVA)等の獣医学術に関する国際機関・団体に参加するとともに、その他の諸外国獣医師会等の関係者と連携・協力しつつ、獣医学術及び獣医事関係情報の収集、交換等の獣医学術の国内外との振興・普及に努めています。
また、世界獣医師会(WVA)が提唱する「世界獣医師の日(World Veterinary Day)」開催事業の趣旨に呼応し、獣医師及び獣医療そして動物の果たすべき社会的役割の市民向け普及・啓発事業を「動物感謝デー in JAPAN ”World Veterinary Day”」として、地方獣医師会、獣医学系大学、獣医学生団体とともに、獣医療・動物愛護・福祉・畜産関係団体及び動物関連産業界の協賛・支援の下で開催しています。


世界獣医師会(World Veterinary Association: WVA)

1.目的: 獣医学の向上に係る研究の推進、獣医学的知識に基づく人間のための安全な環境の保全を図るとともに、獣医学研究者間の学術交流と親睦を推進することを目的とする。

2.設立時期: 1863年ドイツ・ハンブルグにて設立、第1回総会を開催


3.所在地: 事務局は、現在、デンマーク・コペンハーゲンに所在する。
会員は国家会員(1国を代表する獣医師団体)69、準会員(国際的獣医学術団体)19、協力会員(獣医関連の国際的企業等)2、名誉会員(総会で承認される)24及び傍聴会員(OIE,FAO,WHO等の国際機関等)25である。


4.日本の加入時期等: 日本は,1954年に加入し、杉山元会長は1987~1995年まで副会長


5.主な活動内容:
①3年に1度の世界獣医学大会(WVC)の開催
②獣医関係の情報交換(機関誌の発行を含む)
③獣医学及び獣医事に関する基準、提言等の策定等

最近の大会(WVC)開催年・開催地:
1995年・横浜                   
1999年・リヨン         
2002年・チュニス               
2005年・ミネアポリス
2008年・バンクーバー   
2011年・ケープタウン


6.その他:WVAは、すべての獣医領域をカバーする世界最大の獣医師団体である。

その歴史は古く、約140年に及ぶが、アジア地域でのWVC開催は横浜での第25回大会(1995年)一度のみであり、日本は、アジアで唯一のWVC主催国である。


アジア獣医師会連合(Federation of Asian Veterinary Associations: FAVA)

1.目的: アジア・オセアニア地域における獣医師の連携を図り、獣医学教育及び獣医学研究の改善に協力することにより、獣医業の地位を向上させることを目的とする。


2.設立時期:1978年フィリピン・マニラにおいて設立、第1回大会を開催


3.所在地: 事務局は、現在、高雄・台湾に所在する。
会員は、国家会員(1国を代表する獣医師団体)17カ国である。


4.日本の加入時期等: 日本は、設立当初から加入し、1980~1987年に椿元会長が、1987~1995年には杉山前会長が会長を務めた。


5.主な活動内容:
①2年に1度のFAVA大会の開催(各国の代表者会議は毎年、大会の年は大会に併せて開催される)
②獣医関係の情報交換(機関誌の発行を含む)

最近の大会・代表者会議の開催年・開催地:
1995年・横浜1997年・ケアンズ
(以降、2000年までインドネシアの政情不安等で会議は開催されず。)
2000年・台北
2002年・クアラルンプール
2004年・ソウル
2006年・デンパサール
2008年・バンコク
2011年・セブ


6.その他:FAVAはアジア・オセアニア地域の獣医師会の連合体であり、先進国であるオーストラリア、ニュージーランドや韓国、マレーシア等の新興国を除けば獣医業の基盤が脆弱な地域が多いため、会員各国においては、日本の経済力を背景としたリーダーシップに期待するところが大きい。

このような期待を受けて、日本としては、椿元日獣会長、杉山前日獣会長が、15年にわたってFAVA会長を務め、1980年(東京)、1995年(横浜)の2度、大会の主催国となっている。


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