公益社団法人日本獣医師会

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福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質の動物への影響等

掲載日:2011年04月01日
このたびの福島第一原子力発電所の事故による原子力災害においては、放射性物質による汚染の飼育動物への影響が懸念されるところです。

今回、放射線獣医療の専門家である、日本動物高度医療センター(神奈川県川崎市高津区)院長の夏堀雅宏氏(獣医学博士)から、動物の放射線障害と今回の事故に際しての当面の対応について見解が報告されましたので紹介します。

これによれば、現時点においては、福島第一原子力発電所を中心に設定されている避難対象地域の外で飼育されている動物については、放射線による健康被害の心配はありません。

獣医師の皆様におかれては、被災地において、また、被災地から避難してこられた方が飼育されている動物の診療活動等、または動物の救護活動等を行う際には別紙報告にご留意いただきますようお願いします。

報告の内容は、以下のPDFファイル「福島第一原子力発電所の事故による原子力災害に伴う放射性物質による汚染が動物の身体に及ぼす影響と汚染への対応法について(緊急的暫定措置)」をダウンロードしてご覧ください。
福島第一原子力発電所の事故による原子力災害に伴う放射性物質による汚染が動物の身体に及ぼす影響と汚染への対応法について(緊急的暫定措置)