健康及び安全の保持
  運動

運動は飼い主と犬との交流と環境に適応する性格を形づくるもっとも大事な時間です。お互いの健康増進のための日課として実行しましょう。

  1. 犬の運動
  2. ねこの運動
犬の運動

せまい犬舎に入れられ、またはつながれている犬では、毎日必ず朝晩20〜30分位、原則として飼い主が一緒に運動させる必要があります。室内を自由に動き回っている小型愛玩犬や広い囲いの運動場にめぐまれている犬でも、1日に1回は引き運動につれてゆくように心掛けましょう。
  運動は、その犬の種類や年齢その他の条件に合わせて規則正しく行い、急に増やしたり減らしたりしないことです。犬が喜んで運動に出かけ、疲れのみえない程度を一応の目やすとして、運動させる距離や時間を決めるとよいでしょう。運動は食前が適当で、運動のあと少し休ませてから、食事を与えるようにしましょう。
幼犬や老犬では過激にならないようにし、とくに病犬では無理のないようにいたわってやりたいものです。
  犬をつないで飼う場合でも、庭に余裕があればランニングチェーンの方法をとると、行動できる範囲が広くなって運動にもなり、囲いがなくても飼えますし、その範囲をこえて庭などを荒らされる心配もなくなります。

運動させる時に気をつけたいこと

  1. 糞のあと始末
      運動に排泄はつきものです。人家の多いところではとくに迷惑にならないような場所を選んでさせ、糞のあと始末をするのは飼い主の責任です。糞取り器など市販品もあるようですが、ビニール袋と箸などでもまにあいます。
    散歩のときは必ず携行しましょう。
  2. 事故をおこさない
      引き運動させる人が、その犬に引きづられたり、とっさのときに抑えきれないようでは困ります。大型犬やとくに気の荒い犬の場合は、散歩させる時間など十分な配慮が必要です。婦人、子供、老人では無埋でしょう。
    首輸が抜けたり、引き綱がはずれたり、切れることのないようよく点検し、引き綱が強く引っばられて手から抜けないよう、巻きつけて持つなどの注意が大切です。
      運動をさせるときは、交通のはげしい場所、人通りの多い所、子供の遊び場などを避け、通勤、通学などの時間帯をはずすように心がけましょう。交通事故、咬傷事故などからお互いを守りましょう。

ねこの運動

家の内外を自由に出入りできるねこは、犬のようにとくに引き綱をつけて毎日連れ出す必要はありませんが、離乳して間もない幼若なねこを親から放して飼う場合には、本来ねこがもっている動くものに飛びついたり、じやれる性質を利用して遊んでやると、筋骨の発達を促進する効果がありますし、またねずみなどを捕獲する本能を刺激することにもなります。3〜4カ月齢になると、ひとりで目由に走り回って自ら体力をつけるようになります。
  アパートやマンションの室内のみで飼育する場合には、3〜4カ月齢の頃から引き綱をつけて歩く訓練をすれば、犬と同様に運動をかねて連れ歩くことも難しくありません。あなたの飼いねこが勝手に出歩いて、よそに迷惑をかけないために、この方法で飼うことはこれからの望ましいありかたです。