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  日本獣医師会

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メルマ日獣(日本獣医師会メールマガジン)

メルマ日獣 第144号


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         ◆◇◆◇◆ メルマ日獣 第144号 ◆◇◆◇◆



                                                        2016年5月26日(木)
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会長短信「春夏秋冬(34)」
「広域的な被災ペット救護支援」

 平成28年4月14日夜に端を発する最大震度7の熊本地震は、1カ月経過後も余震が続いています。
  熊本県及び大分県における震度1以上の有感地震は、5月11日までに1,390回に達し、
  震度4以上だけでも何と108回に上っています。
  私はお隣の福岡県筑後地方で生まれ育ちましたが、これまでに経験した地震の最大震度は
  3まででしたので、今回の熊本地震がいかに凄まじいものか改めて驚かされます。

  熊本県下における被害は、5月23日現在で、死者49人、行方不明者1人、住宅被害9万6千棟、
  避難者は198カ所の避難所に9千人、被害額は内閣府試算で最大4兆6千億円となっています。
  被災された方々の一日も早い復興を祈るばかりです。
 報道によれば、避難生活による関連死の疑いは20人に上るとされています。
  この中には、飼い犬・猫との同行避難を行ったものの、避難所内に入れずに車中泊を行った結果、
  いわゆるエコノミークラス症候群で亡くなられた方もおられると聞いています。

  今後、避難所の縮小や仮設住宅での居住開始に当たって、健康上の理由も含め、
  同行避難しているペットの継続的な飼育が困難な事態となることが懸念されます。
 先月の本メルマガでもご紹介しましたが、現在、一般社団法人九州動物福祉協会では熊本県境に近い
  大分県九重飯田高原に設置を予定している九州災害時動物救援センターの整備を突貫工事で進めています。

  九州災害時動物救援センターは、東日本大震災における被災家庭動物救護・獣医療活動を教訓とし、
  全国に先駆けて九州圏における拠点施設として九州地区9地方獣医師会の支援を得て設置するものです。
 今回の熊本地震により、熊本県、熊本市、熊本県獣医師会等においては、被災ペット等の保護収容に務めています。
  しかし、上述のとおり、避難生活が長期化するに伴い、保護預かり動物が増加し、動物愛護センター等での
  収容が困難となることは明らかです。
  このため、熊本県獣医師会の穴見会長からは、九州災害時動物救援センター設置のための寄附金募集の強化と、
  同センターの早期開設による被災ペットの受入れ及び保護管理が強く要請されています。
 このような被災ペットの長期保護預かり等については、熊本県、九州動物福祉協会、九州各県の獣医師会等のみの
  対応では到底困難です。幸い、広域九州圏9県の知事で構成される九州地方知事会では、平成25年10月に
  「九州・山口9県災害時愛護動物救護応援協定」を締結し、九州各県及び山口県において被害が発生した場合には、
  被災した愛護動物の救護活動を広域的かつ円滑に行うこととしています。
  穴見会長からの要請を受け、九州各県に対しても、人的応援体制を含め支援をお願いして行く所存です。

  現在、九州災害時動物救援センターは6月1日からの被災ペット受入開始を目指し、準備を進めています。
  それに要する資材等については一般財団法人ペット災害対策推進協会(旧全国緊急災害時動物救援本部)からの
  支援も受けています。しかし、熊本県獣医師会災害救護対策本部等に代わっての同協会による寄附金募集は、
  現時点では東日本大震災寄附金に比べ僅か250分の1の金額にとどまっており、このままでは十分な被災ペットの
  救護活動が実施できない状況となっています。
 本会が4月18日から実施している熊本地震動物救護活動等支援義援金のほか、(一社)九州動物福祉協会及び
  (一財)ペット災害対策推進協会が取り組んでいる寄附金募集についても、特段のご理解とご協力を賜りますよう
  重ねてお願い申し上げます。

   平成28年5月26日 公益社団法人 日本獣医師会 会長 藏内勇夫


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 風薫る5月、東京では晴天と雨天が規則的に入れ替わる晩春~初夏の気候が続いていますが、
  雨が近づくたびに熊本への影響が気になるところです。

 熊本在住の同級生から、地震の時に逃げ出した猫2匹も戻ってきて
  自宅で一緒に暮らしているとの便りがありました。
  しかし、地震の後の日々のストレスは大きいようで、酒量が増えたと嘆いています。

  我が家のベランダでは、ゴールデンウィークにあわせたようにバラが咲き始めました。
  赤、黄、ピンク、白、賑やかになったベランダに出て隅田川の流れを見ていると、
  いつもの風景、いつもの暮らしのありがたさを改めて感じます。

 被災者の方々と動物たちが、一日も早くいつもの生活に戻られるよう願っています。


■■■ 日本獣医師会メールマガジン(メルマ日獣)の購読について ■■■

 日本獣医師会では、本メールマガジンの購読希望者を募集しています。
 メルマ日獣のことを知らない獣医師の方には、メルマの内容を紹介のうえ、
  購読いただけるよう推薦をお願いします。
  獣医師以外の方も購読可能ですのでお申し込みください。

■■■ 女性獣医師応援ポータルサイト-女性獣医師の「いきいきと働く」を応援します!-の開設について■■■

 日本獣医師会では、女性獣医師の就業を支援する
  「女性獣医師応援ポータルサイト-女性獣医師の『いきいきと働く』を応援します!-」を開設しました。
 本会ホームページのトップページにリンクのアイコンを掲載しています。ぜひご覧ください。

■■■ 動物感謝デー in JAPANについて ■■■

 動物感謝デーのサイト:http://doubutsukansha.jp/

  2016動物感謝デーは、11月12日(土)、北九州市小倉北区に場所を移して開催する予定です。
 詳細が決定次第、本ホームページで紹介しますので、ご覧ください。

■■■ 日本獣医師会ホームページ更新情報 ■■■

 日本獣医師会ホームページの最近の掲載情報で、
  特に獣医師を含め関係者の方々に読んでいただきたいものを紹介します。

 ◆トップページの上段に「熊本県地震への日本獣医師会の対応」のコーナーを設けました。
    今後、熊本地震については、このコーナーから情報を発信します。
 ◆トピックスに、本年9月ホーチミン・ベトナムで開催されるFAVA大会のサイトへのリンクを掲載しています。
 ◆トピックスに、獣医学術学会年次大会(石川)の開催に関する第1次アナウンスメントを掲載しています。
  ◆トピックスに,日本獣医師会への学術論文の電子投稿・審査システムについて掲載しています。
 ◆新着情報に、農林水産省からの医薬品医療機器法に関連する通知のほか、各種通知を掲載しています。
  ◆新着情報・人材募集に、臨床獣医師、公務員等の獣医師及び大学教員等の募集を多数掲載しております。
 ◆学会・セミナーの開催についての広報は、新着情報の他、
    それぞれ、学会・セミナーに移してまとめましたのでご確認ください。
 ◆トピックス上段に、ぜひお知らせしたい情報を一括掲載しています。
 ◆その他トピックスには、獣医師・獣医療に関する要請の内容等重要な内容を掲載しています。


●主要会議・委員会の開催状況
   このコーナーには、日本獣医師会の総会、理事会等の議事概要を掲載します。

●部会活動
   日本獣医師会では、職域別部会制の下で、委員会活動が行われそれぞれの職域における施策が検討されています。
   ここでは、開催された部会委員会の会議概要を順次掲載しています。

   日本獣医師会は、特別委員会、部会委員会における検討の成果を踏まえ、関係省庁等への要請活動を含め
      各般の事業活動を行っています。ぜひ、ご一読ください。

●学会活動
   平成28年度の大会は、石川県金沢市の石川県立音楽堂等にて開催の予定です。
   大会の情報は、今後随時本ホームページに掲載いたしますのでご注目ください。

   地区学会・大会関連情報の広報を希望する場合は、広報を希望する内容等をPDFファイルで送付していただくか、
      または、リンク先を教えていただければ、掲載することが可能です。
   連絡先:koga@nichiju.or.jp


 ◆獣医学に関する学会・セミナー・研究会等の開催を計画されている方で、
    開催情報を日本獣医師会会員サイトで紹介を希望する場合は、下段の学会セミナーのアイコンから
    「学会セミナー情報の掲載申込」の項目から掲載をクリックして申し込んでください。
  (人材募集の掲載も同様に申し込めます。)
 ★学会、セミナー等の情報の掲載を希望される方は、できるだけ早めに情報をお送りください。


●【獣医師生涯研修事業に関するお知らせ】
  獣医師生涯研修事業に関するお知らせは、ホームページ左欄の「獣医師人材養成」に取りまとめました。
  また、平成27年度の申告書(ポイントシール利用分)は、上記「獣医師人材養成」に掲載していますので、
    プリントアウトして申告時にご利用ください(提出締切:平成28年6月20日)。
  なお、平成27年度の申告については、獣医師生涯研修センターシステムからEメールにてご案内いたしましたが、
    Eメールの登録がお済みでない方にはご案内できませんので、お早めにご登録ください。

■■■ 日本獣医師会雑誌(日獣会誌)5月号について ■■■

 ★5月号は5月上旬に発刊し、構成獣医師各位に発送いたしました。主な内容は以下のとおりです。

 ●急  告    :熊本大震災に対する対応について
 ●論  説    :我が国における感染症、特に動物由来感染症への取り組み  宮川昭二
 ●会議報告    :平成27年度第6回理事会の開催
 ●解説・報告  :
      ・-最新の疾病情報(ⅩⅤI)- アフリカ豚コレラ                 山川 睦 他
 ●行政・獣医事:
      ・平成28年以降の飼料作物等の流通・利用の自粛及びその解除等の取扱いについて
      ・関係省庁・団体・機関からの通知等(平成28年3月分)
 ●紹  介:
      ・飛騨獣医師会創立60周年を語る                                   大谷 健
      ・インターペット 2016 ~人とペットの豊かな暮らしフェア~開催される 
      ・第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に関する国際会議の福岡県庁における記者会見の開催
 ●お知らせ:職域別部会の部会委員会の開催状況(平成28年4月末日まで)
 ●獣医師生涯研修事業のページ:
      ・Q&A 産業動物編

☆日本獣医師会学会学術誌
 ・産業動物臨床・家畜衛生関連部門
  原  著:娩出時肋骨骨折に起因した気管狭窄による呼吸不全子牛の8例   藤川拓郎 他

 ・小動物臨床関連部門
  短  報:腎盂及び尿管に嚢胞性病変が認められた犬の1例                堀江和香 他

 ・獣医公衆衛生・野生動物・環境保全関連部門
  総  説:野生動物の食用利用と人獣共通感染症                          壁谷英則 他


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          住所・勤務先等に変更のある方は、
      所属先の都道府県市獣医師会に必ず連絡してください。
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※日本獣医師会メールマガジン(メルマ日獣)は、メールマガジンの購読を申し込まれた
方に対する情報の提供に加え、弊会主催の各種事業等に参加・協力・指導いただいた獣医師
の方を含め関係者の方々、更に、その他本会に関係する省庁・自治体・団体・企業等の方々
に、日本獣医師会の活動の一端を紹介させていただくためにお送りしております。
※メールアドレスの変更・追加・配信停止等の必要の際はお手数ですが、
webmaster@nichiju.or.jp までご連絡ください。


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 メルマ日獣は、毎月中旬に発行し、最新の情報をタイムリーにお知らせします。
 ご愛顧の程お願いします。

 獣医師以外の一般市民の方々もこのメールマガジンの利用が可能ですので、獣医師会の
活動状況をお知りになりたい方は、お申し込みください。また、配信を希望される方を
ご紹介願います。

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◆公益社団法人 日本獣医師会ホームページ  http://nichiju.lin.gr.jp/


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            公益社団法人 日 本 獣 医 師 会
          Japan Veterinary Medical Association
           ―いのちみつめる。いのち育む。―

          Tel:03-3475-1601 Fax:03-3475-1604
           お問合せ:ask@nichiju.or.jp

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