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メルマ日獣(日本獣医師会メールマガジン)

メルマ日獣 第133号


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         ◆◇◆◇◆ メルマ日獣 第133号 ◆◇◆◇◆



                                                        2015年6月19日(金)
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会長短信「春夏秋冬(23)」

世界獣医師会と世界医師会の共催によるOne Health国際会議で講演

  2015年5月21日(木)~22日(金)、スペインのマドリードで開催された「One Healthに向けて医師と
 獣医師の協力強化」と題する国際会議に出席し、講演する機会がありました。
 本会議には、40ヶ国から獣医師及び医師330名が出席し、人と動物の共通感染症、抗菌剤耐性、環境汚
 染等の対策について、医師と獣医師がどのように連携して取り組み、解決するかについて熱心に話し
 合われ、大変有意義な会議でした。出席者の2/3は獣医師、1/3は医師でした。本会議には、私を含めた
 日本獣医師会グループと横倉会長を中心とした日本医師会グループが参加しました。
 5月21日(木)の開会式では、スペイン保健省長官のDr.カルロス・ヘスス・モノレサンチェス、WVA
 会長のDr.レネ・カールソン、WMA会長のDr.ザビエル・ドゥー、スペイン獣医師会長のDr.ファンホセ・
 バディオラ・ディエス、スペイン医師会長のDr.ファン・ロドリゲス・サンディン、FAO/OIE/WHO代表
 のDr.カティンカ・デボローから、いずれも本会議の成果を期待することが熱く語られました。
 22日午後14:30~16:30、スペイン医師会会長のDr.ファン・ロドリゲス・サンディンが座長となり、
 「自然災害のマネジメント、備えと医師・獣医師の連携」をテーマに取り上げた討議では、まず横倉
 日本医師会会長が「日本における2011年大震災と福島原発事故、経験と復興に向けての医師と獣医師の
 連携」を講演されました。次いで、私は、「東日本大震災からの復興と期待、獣医師の役割とその展望」
 について講演しました。
 私の講演では、冒頭に国交省から提供された防災カメラ映像による津波襲来の動画を映写し、
 次いでパワーポイントを用いて、以下の内容を出席者の皆さんに伝えました。
 「2011年3月11日に三陸沖で発生したマグニチュード9.0、最大震度7の巨大地震と、それに伴う津波に
 よる東日本大震災で、2万人を超す死者と行方不明者が生じました。さらに、その津波によって東京電力
 福島第一原子力発電所で事故も発生しました。4年が経過した現在、被災地での復興は確実に進んでき
 ましたが、いまだ23万人が避難生活を続けています。
 この大震災では、多くの人々が亡くなり、行方不明になり、また多くの家庭飼育動物や家畜も死亡しま
 した。震災直後、日本獣医師会は、被災動物の救護や保護、傷病動物の治療、避難所や仮設住宅で暮ら
 す動物の飼い主への飼育相談、動物救護活動を行う獣医師への支援、動物救護シェルターの運営に協力
 してきました。特に、日本獣医師会と動物愛護の関連団体が協力して運営に当たってきた「緊急災害時
 の動物救援本部」が、大いに機能を発揮しました。日本獣医師会は、国民が求める生活基盤の確保や
 生活向上に向けて、動物の診療と疾病予防の指導、食品や環境の衛生監視と安全性の確保、人と動物の
 共通感染症の予防に取り組んでいます。
 また日本獣医師会は、今後も発生する可能性がある大震災への総合的対策の推進や、2012年に世界医師
 会と世界獣医学協会が協力に関する覚書を締結したことを契機に、2013年11月20日に日本医師会と
 「One World, One Health」の理念を実現するため、学術協定を締結しました。さらに22の地方獣医師
 会も、地方医師会と同様な趣旨で学術協定を取り交わしました。このように、日本獣医師会は、日本医
 師会と協力し、東日本大震災からの復興、安全で安心な社会の構築と発展のため、全力で取り組んでい
 ます。」
 講演終了後、会場からスタンディングオベーションが起こり、大変面食らいました。出席されていた
 方々から聞いたところ、本会議の中で最も拍手が大きかったそうです。私は、これまでの学会やシンポ
 ジウムの席で、スタンディングオベーションを見た経験がなく、私の講演が出席者の心に強く訴えた
 ことは、ここに至るまで協力いただいた獣医師会の皆さんのおかげと、感謝の気持ちで一杯です。
 その後の質疑応答では、放射能汚染は問題ないのか、汚染は完全に除去できるのか、日本ではどうして
 円滑に医師会と獣医師会の連携が進んでいるのか等の質問があり、丁寧にしかも明瞭に回答できたと
 思っています。
 会議の終了後に、在スペイン日本大使公邸において、越川和彦特命全権大使主催の慰労の会に日本獣医
 師会及び日本医師会関係者全員をお招きいただき、楽しいひと時を過ごしました。今後も機会があれば
 国際会議や国際シンポジウムに出席し、日本獣医師会の活動を積極的にアピールしていきたいと考えて
 います。

平成27年6月19日

公益社団法人日本獣医師会 会長 藏内勇夫


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 ここのところ、全国的に天候が不安定な状況が続いており、局地的な豪雨や強風等の被害が出ています。
 一方、沖縄では6月11日に平年より10日以上早く、「梅雨明けしたと見られる。」との発表があったとのこと。

 6月とはいえ、関東地方でも好天に恵まれると30度を超える真夏日となり、日曜日などは少し朝寝をして散歩に
 連れ出すのが遅れると、わが愛犬もつらそうです。
 産業動物診療においても、小動物診療においても、暑熱による被害のシーズンを迎えます。

 この時期からご自身も暑さに気を付けて、特に屋外の診療では水分補給をしっかりされるよう。どうぞ皆様、
 ご自愛ください。


■■■ 日本獣医師会メールマガジン(メルマ日獣)の購読について ■■■

 日本獣医師会では、本メールマガジンの購読希望者を募集しています。
 メルマ日獣のことを知らない獣医師の方には、メルマの内容を紹介のうえ、購読いただけるよう推薦をお願いします。
 獣医師以外の方も購読可能ですのでお申し込みください。

■■■ 動物感謝デー in JAPANについて ■■■

 動物感謝デーのサイト:http://doubutsukansha.jp/

  2015動物感謝デーは、10月3日(土)、都立駒沢公園で開催されます。
 開催内容については、このホームページで報告いたします。

■■■ 日本獣医師会ホームページ更新情報 ■■■

 日本獣医師会ホームページの最近の掲載情報で、特に獣医師を含め関係者の方々に読んでいただきたいものを紹介します。

 ◆トピックスに、藏内会長が講演を行った世界獣医学協会/世界医師会の国際会議の掲載しています。ご一読ください。
  ◆トピックスに、9月に開催される第32回世界獣医学大会(イスタンブール)について掲載しています。ご一読ください。
 ◆新着情報に医薬品医療機器法(以前の薬事法)関係情報について掲載しています。ご一読ください。
 ◆新着情報・人材募集に、地方公務員等の獣医師及び大学教員等の募集を掲載しております。ご一覧ください。
 ◆学会・セミナーの開催についての広報は、新着情報の他、それぞれ、学会・セミナーに移してまとめましたのでご確認ください。
 ◆トピックス上段に、ぜひお知らせしたい情報を一括掲載しています。ご一読ください。
 ◆その他トピックスには、獣医師・獣医療に関する要請の内容等重要な内容を掲載しています。ご確認ください。


●主要会議・委員会の開催状況
   このコーナーには、日本獣医師会の総会、理事会等の議事概要を掲載します。

●部会活動
   日本獣医師会では、職域別部会制の下で、委員会活動が行われそれぞれの職域における施策が検討されています。
   ここでは、開催された部会委員会の会議概要を順次掲載しています。
   任期末を迎え、特別委員会を含め各委員会からの報告が掲載され始めますのでご確認ください。

   部会委員会における検討は、日本獣医師会の活動の中で重要な位置を占めるものですので、ぜひ、ご一読ください。


●学会活動
   平成27年度の大会は、秋田県秋田市の秋田キャッスルホテル等にて開催の予定です。
   今後、本ホームページにおいて情報提供をしてまいりますので、ご注目ください。

   地区学会・大会関連情報の広報を希望する場合は、広報を希望する内容等をPDFファイルで送付していただくか、
   または、リンク先を教えていただければ、掲載することが可能です。
   連絡先:koga@nichiju.or.jp


 ◆獣医学に関する学会・セミナー・研究会等の開催を計画されている方で、開催情報を日本獣医師会会員サイトで
  紹介を希望する場合は、下段の学会セミナーのアイコンから「学会セミナー情報の掲載申込」の項目から掲載を
  クリックして申し込んでください。
  (人材募集の掲載も同様に申し込めます。)
 ★学会、セミナー等の情報の掲載を希望される方は、できるだけ早めに情報をお送りください。


●【獣医師生涯研修事業に関するお知らせ】
  獣医師生涯研修事業に関するお知らせは、ホームページ左欄の「獣医師人材養成」に取りまとめました。
  平成27年度のプログラムの概要と申告書は、日本獣医師会雑誌7月号に同封の予定です。
  また、平成26年度の申告書・申請書は、上記「獣医師人材養成」に掲載しましたので、申告書等を紛失した際には
  プリントアウトして申告時にご利用ください。


■■■ 日本獣医師会雑誌(日獣会誌)6月号について ■■■

 ★6月号は、6月10日頃発刊し、構成獣医師各位に発送いたしました。主な内容は以下のとおりです。

 ●会議報告 :日本獣医師会と中国獣医師協会との意見交換会及び交流会の開催
 ●解説・報告 :家庭飼育動物(犬・猫)診療料金実態調査及び飼育者意識調査結果の概要  佐伯 潤
        : -最新の疾病情報(Ⅴ)- 地方病性牛白血病(EBL)  小西美佐子
 ●行政・獣医事:関係省庁・団体・機関からの通知等(平成27年4月分)
 ●追   悼 :わが師,寺門誠致先生を偲ぶ  田村 豊
 ●お知らせ  :職域別部会の部会委員会の開催状況(平成27年5月分)
 ●獣医師生涯研修事業のページ:
  ・Q&A 小動物編
  ・平成27年度獣医師生涯研修事業のポイント取得対象プログラムのご案内

☆日本獣医師会学会学術誌
 ・産業動物臨床・家畜衛生関連部門
  総  説:牛の着床・受胎機構:基礎研究からの投射  橋爪一善
  原  著:エンドトキシン中和剤を含む牛サルモネラ不活化ワクチン接種牛の臨床病理学的所見  加藤 肇 他

 ・小動物臨床関連部門
  原  著:慢性的臨床症状を呈したイヌハイダニPneumonyssoides Caninum感染症の診断と治療   安藤 太 他

 ・獣医公衆衛生・野生動物・環境保全関連部門
  資  料:全国食肉衛生検査所協議会病理部会研修会(第64回)における事例報告(Ⅰ)      楠 哲也



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          住所・勤務先等に変更のある方は、
      所属先の都道府県市獣医師会に必ず連絡してください。
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※日本獣医師会メールマガジン(メルマ日獣)は、メールマガジンの購読を申し込まれた
方に対する情報の提供に加え、弊会主催の各種事業等に参加・協力・指導いただいた獣医師
の方を含め関係者の方々、更に、その他弊会に関係する省庁・自治体・団体・企業等の方々
に、日本獣医師会の活動の一端を紹介させていただくためにお送りしております。
※メールアドレスの変更・追加・配信停止等の必要の際はお手数ですが、
webmaster@nichiju.or.jp までご連絡ください。


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 メルマ日獣は、毎月中旬に発行し、最新の情報をタイムリーにお知らせします。
 ご愛顧の程お願いします。

 獣医師以外の一般市民の方々もこのメールマガジンの利用が可能ですので、獣医師会の
活動状況をお知りになりたい方は、お申し込みください。また、配信を希望される方を
ご紹介願います。

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           ―いのちみつめる。いのち育む。―

          Tel:03-3475-1601 Fax:03-3475-1604
           お問合せ:ask@nichiju.or.jp

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