会報タイトル画像


会議報告

平成18年度全国獣医師会事務担当者会議の議事概要

I 日 時:
平成18年7月14日(木)13:00〜17:00

II 場 所:
ホテルフロラシオン青山 1階「ふじ」

III 出席者:
  1. 全国55都道府県市獣医師会
     担当役員・事務局職員 : 107名
  2. 日本獣医師会
     副 会 長 : 中川秀樹
     専務理事 : 大森伸男
     事務局職員 : 9名
  3. 日本動物保護管理協会
     事務局職員 : 4名

IV 議 事:
【説明・報告事項】
1 日本獣医師会の平成18年度の事務・事業運営
2 公益法人制度改革
3 日本獣医師会説明事項
4 配布資料説明
5 日本動物保護管理協会説明事項

V 研修会:
研修テーマ「新公益法人会計基準について」
講 師:公認会計士・税理士 辺土名 厚

VI 概 要:
【開  会】
 日本獣医師会大森専務理事の司会で,次のとおり会議が進められた.

【開会の挨拶】

 中川副会長から,日頃より日本獣医師会の事業推進に力添えいいただきお礼申し上げる.このたびの公益法人改革に伴い,社団法人組織である獣医師会は第三者による評価委員会により法人としての再評価が行われる.本会は,定款により「正会員は社団法人の獣医師会」とされているので,これまでどおり公益法人として認可が得られるようご尽力いただきたい.本日は,新公益法人会計基準等の研修も予定されており,今後の各地方獣医師会会務の運営に反映いただきたい旨等の挨拶が行われた.

【議  事】

1 日本獣医師会の平成18年度の事務・事業運営
 大森専務理事から,(1) 平成18年度事業計画,(2) 地方獣医師会等と連携強化及び広報対策の整備・充実について概要が説明された.
2 公益法人制度改革
 大森専務理事から,(1) 公益法人をめぐる最近の動向(公益法人指導監督基準等適応状況等),(2) 公益法人制度改革(制度改革の経緯及びポイント,公益法人制度改革3法案(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案,公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案,一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等の施行に関する法律施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案)及び同法案付帯決議等)について概要が説明された.
3 日本獣医師会説明事項
 事務局から,(1) 獣医師生涯研修事業,(2) 地区獣医師大会・学会及び三学会年次大会(さいたま),(3) 産業動物・小動物・公衆衛生講習会,(4) 全国競馬・畜産振興会事業(獣医師育成研修事業,ポジティブリスト制普及び啓発事業,放射線診療技術研修事業),(5) 日本獣医師会の頒布物品,(6) 獣医師会会員証の発行,(7) 日本獣医師会共済事業について概要が説明された.
4 配布資料説明
 大森専務理事から,次の「照会事項」に対する地方獣医師会から回答及びその取りまとめ資料の他,「地方獣医師会における狂犬病予防注射実施状況(狂犬病予防注射接種頭数等の推移及び厚生労働省あて要請書等)」資料について概要が説明された.
(1) 協同組合等の設置について(千葉県獣医師会)
(2) 狂犬病集合予防注射の推進について(千葉県獣医師会)
(3) 地方獣医師会支部の事務局の設置場所について(鳥取県獣医師会)
(4) 地方獣医師会の一般会費の現状について(山口県獣医師会)
(5) 特定外来生物の防除に関するアンケート(日本獣医師会)
(6) 災害時における動物救護対策について(日本獣医師会)
5 日本動物保護管理協会説明事項
 日本動物保護管理協会事務局から,マイクロチップによる犬・猫等家庭動物の個体識別措置に係わるデータ登録事業について概要が説明された.

【研修会】

 研修テーマ「新公益法人会計基準について」
 辺土名会計士から,新公益法人会計基準のポイントが解説され,財務諸表の作成演習が行われた後,質疑応答として,(1) 新会計基準では,従来のように備品等の増加額は正味財産増減計算書に計上されるのか,(2) 公益法人の「公益事業」と,税務上の「収益事業」は一致するのか,(3) 次年度の予算書への前期繰越収支差額の計上方法等について質疑があり,これに対して辺土名会計士から,(1) 新会計では,現金が減り,備品が増えたという考え方であり,増加額は計上されない.(2) 「公益事業」とは,今回の制度改革法案の条文のように,不特定多数の利益を目的とする,数十の業種を指したものであり,「収益事業」は,会計における税法上の概念であり,双方は一致するものではない.(3) 収支計算書の次期繰越収支差額とする.なお,正味財産増減計算書と貸借対照表の数字は収支決算書,予算書とは論理的な関連性はない旨が回答された.
 〔会議終了後,懇親会が開催され,平成18年度の日本獣医師会三学会年次大会を共催される地元埼玉県獣医師会の給エ会長から「学術の埼玉に相応しい企画を用意してお待ちしているので,多数の参加をお願いしたい.」と挨拶がされ,埼玉大会の盛会を祈念して,乾杯した後,一同親睦を深めた.〕