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会長短信「春夏秋冬」

バックナンバー

会長短信「春夏秋冬(14)」
「意識改革によって組織の整備・充実を」
 昼間の暑さはまだまだですが、朝晩はめっきり涼しくなり、秋の訪れがそこまで来ております。
 この夏、地方会の先生方はどのように過ごされましたか。猛暑と云うより激暑と表現するほどの暑さに、人々はもとより全ての生態系が暑さに耐え抜いたのではないでしょうか。その一方で、所によってはゲリラ的集中豪雨や台風に見舞われ、激甚ともいえる自然災害が多発しました。異常気象や日照不足による農作物への被害は拡大し、人々の生活や動物の暮らしに大きな影響が出ました。
 人々が英知を結集して科学や産業を発展させ、化石エネルギーと天然資源を自由に利用してきた一方で、それらの循環に著しい偏りが生じ、多くの環境問題や社会問題を作りだしました。いうならば科学は進歩し、産業は発展し、人々の暮らしは著しく文化的になりましたが、新たな問題を生じる原因を作り出しました。
 それは、人々が科学を過信したため、多くの自然環境を破壊し、その結果、自らが招いたものといえます。
 人々は自ら生み出した問題を、自ら解決する責任があります。言うならば、環境の修復や保全、未利用資源やエネルギーの再利用、リサイクル社会の構築に積極的に着手し、循環型社会の確保と持続的発展に努力する責任があります。そのためには、グローバル化を迎えた現代社会の要請に基づき、科学的・論理的思考に裏付けられた解決力が迅速かつ適切に実施されることが求められていると考えます。
 同様に日本獣医師会が、地方獣医師会とその会員獣医師の皆様、関連機関や国内外の社会全体から求められている課題や役割に、迅速かつ適切に応えるためには、関係者全員が日々意識改革を自覚して行動し、更なる発展に努めることが原点であると認識しています。私は平成26年度の本会活動の後半をこのような気持ちで取り組んでまいります。よろしくご支援とご協力をお願いいたします。
平成26年9月25日 公益社団法人日本獣医師会 会長 藏内勇夫

バックナンバー

会長短信「春夏秋冬(33)」「災害に備える」(平成28年4月21日)
会長短信「春夏秋冬(32)」「AMR アクションプラン」(平成28年3月23日)
会長短信「春夏秋冬(31)」「日本獣医師会獣医学術学会年次大会【秋田】開催迫る」(平成28年2月19日)
会長短信「春夏秋冬(30)」「第2回One Healthに関する国際会議の開催決定」(平成28年1月22日)
会長短信「春夏秋冬(29)」「驚きのニュース」(平成27年12月18日)
会長短信「春夏秋冬(28)」「医師と獣医師との連携による感染症の解明」(平成27年11月19日)
会長短信「春夏秋冬(27)」「獣医師一人一人との繋がりこそ力(チカラ)」(平成27年10月16日)
会長短信「春夏秋冬(26)」「獣医師によるOne Healthの実践」(平成27年9月18日)
会長短信「春夏秋冬(25)」「新役員体制でのスタート」(平成27年8月19日)
会長短信「春夏秋冬(24)」「第72回通常総会を終え、二期目のスタートに思う」(平成27年7月23日)
会長短信「春夏秋冬(23)」「世界獣医師会と世界医師会の共催によるOne Health国際会議で講演」(平成27年6月19日)
会長短信「春夏秋冬(22)」「中国獣医協会の皆様を迎え、有意義な意見交換」(平成27年5月22日)
会長短信「春夏秋冬(21)」「All Japan Pet Expo in Tokyo及びインターペット -人とペットの豊かな暮らしフェア- に参加して」(平成27年4月21日)
会長短信「春夏秋冬(20)」「獣医師として巣立つ卒業生の皆さんに対する期待」(平成27年3月16日)
会長短信「春夏秋冬(19)」「マイクロチップ装着による個体識別推進シンポジウムに出席して」(平成27年2月25日)
会長短信「春夏秋冬(18)」「魅力ある組織の発展を期待 -新たな挑戦元年に-」(平成27年1月22日)
会長短信「春夏秋冬(17)」「気持ちも新たに年を越します」(平成26年12月22日)
会長短信「春夏秋冬(16)」「日本医師会との連携シンポジウムを開催して」(平成26年11月14日)
会長短信「春夏秋冬(15)」「地区獣医師大会に出席して」(平成26年10月23日)
会長短信「春夏秋冬(14)」 「意識改革によって組織の整備・充実を」(平成26年9月25日)
会長短信「春夏秋冬(13)」 「人とペットとの共生社会の構築を」(平成26年8月21日)
会長短信「春夏秋冬(12)」 「地方獣医師会との連携を強化し、迅速な課題解決に向けた更なる決意」(平成26年7月17日)
会長短信「春夏秋冬(11)」 「国際馬術競技大会に不可欠な獣医師会の支援」(平成26年6月20日)
会長短信「春夏秋冬(10)」 「地方獣医師会との連携を強化し、迅速な課題解決に向けた更なる決意」(平成26年5月16日)
会長短信「春夏秋冬(9)」 「獣医師会の約束」(平成26年4月21日)
会長短信「春夏秋冬(8)」 「平成25年度獣医学術学会年次大会(千葉)が成功裏に終了」(平成26年3月20日)
会長短信「春夏秋冬(7)」 「共に歩む日本獣医師会に期待を」 (平成26年2月20日)
会長短信「春夏秋冬(6)」 「目標実現の年に」 (平成26年1月17日)
会長短信「春夏秋冬(5)」 「新しい年に向かって」 (平成25年12月18日)
会長短信「春夏秋冬(4)」 「私の活動の原点は動物愛護運動から」 (平成25年11月19日)
会長短信「春夏秋冬(3)」 「五十嵐幸男先生のご逝去に接し」 (平成25年10月17日)
会長短信「春夏秋冬(2)」 「広く国民の理解の下で狂犬病対策の推進を」 (平成25年9月17日)
会長短信「春夏秋冬(1)」 「本会の発展はスピードある対応と組織行動で」 (平成25年8月17日)
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